保育士にPCR検査を!
3月来、行政からの行事や登園自粛の要請を受け、卒園式などの行事の縮小を余儀なくされました。7月になり、やっと平常に戻り始めましたが、コロナ感染者の増加を受け、毎日保育士たちは自分たちが被害者にも加害者にもなり得るという不安を抱いたまま、保育を続けています。スキンシップが一番求められる、今この時期を生きている子どもたちと心おきなく接していきたい。そのためには保育士が希望すれば皆PCR検査や必要な措置をうけられるようにしてほしいと思います。コロナ禍だと言って、子どもたちの今は待ってくれません! (K・S)
子どもたちに格差のない社会を
緊急事態宣言による自粛で、昼食を作ってもらえない環境の子どもたちはきちんと栄養が取れているのか心配されました。7人に1人の子どもが相対的貧困家庭で育っていると言われている中で、対応は自治体によってまちまちでボランティアに頼ることが多かったように思います。
オンラインで授業が進められた私立校や、塾や予備校に通う子どもたちとの格差が生まれ、同じ土俵で受験に臨まなければならないことに不安を感じているという声を聞きます。子どもたちの学ぶ権利は平等のはずです。今後に備え、いち早く対応されることを望みます。
限られた税金を無駄にすることなく、将来を担う子どもたちの為、必要とされるところに使われるべきと考えます。 (吉田 奈々)
なんとかしたい子育て世代の不安定な生活
厚生労働省が発表した2019年合計特殊出生率は1.36とのことです。一組のカップル(2人)から1.36人の子どもが生まれます。単純計算ですが、1世代後には人口は68%(1.36÷2=0.68)になり、2世代後には46%(0.68×0.68=0.46)になってしまいます。10世代後(約300年後)には、人口は254万人(現人口を1.2億人と想定)です。
このままで、日本は大丈夫でしょうか。子どもが生まれない/生めない原因として、子育て世代の不安定な生活があります。コロナにより非正規雇用者が解雇となり、ますます不安定な生活を強いられています。このような状況の中では、子どもを生み、育てることを考える前に、明日の自分の生活を考えなければなりません。
企業は、自分の企業業績(企業利益)、株主還元ばかりを考えずに、将来の日本のために、正規雇用者を増やし、少しでも多くの人が安定した生活を送れるように考えていただきたいものです。 (山田 善博)
他者の痛みに寄り添える社会に
化学物質過敏症の知人が言いました。「これまでも外出にはマスクが不可欠の生活を続けている。自粛し隔離を強いられる不自由さを、コロナを契機に少しでもわかってもらえたら」と。他者の痛みに寄り添える社会に! (佐藤秀子)
生きるとは
92才の義母は緊急事態宣言中も以前と同様にデイサービス、ショートステイ、訪問介護、訪問マッサージを利用していました。アフターコロナでも、可能な限り続けると思います。多少のリスクはあるでしょうが、生きるということはそういうことだと思います。 (横浜市 I. A.)
人との出会い方を高齢者世代にも
自粛により外出制限などで人との交流の機会を失った高齢者にタブレットなどの配布、利用方法の指導などをしてほしい。生きる意欲を失わせない社会作り。 (逗子市 H. N.)
すべての人に手厚い支援を
医療従事者だけでなく、高齢者やすべての人に感染症対策が実施されるよう支援してほしい。
(逗子市 N. M.)
保育士、介護従事者
現場に休業なし。低賃金、重労働、人手不足。この機会に真剣に考えてほしい。
(藤沢市 T. M.)
文化・芸術への支援
ドイツでは「文化は生命の維持装置」と考え、文化・芸術への支援に厚い。一方、経済優先の日本では、劇団や劇団員への支援はなく厳しい状況が続く。しかし劇団の人は「劇団は貧乏では潰れない。意欲やロマンが消えた時に潰れる」「前を向いて、それぞれの運動の磨きをかけていきたい」という。 (演劇鑑賞会 Y. Ⅿ.)
困っている人が真っ先に救われる社会に
新型コロナという未曽有の危機を前に、政府の対応の悪さが目立ちます。常日頃政治家の保身やお友達関係を第一にして市民の方を向いていない政治の有様が明らかになりました。
非正規で雇用が切られ、明日の食事にも困るシングルマザーやバイトで生活していた若者が真っ先に救われる日本社会をめざしたいですね。 (門平 きょう子)
利潤を求め過ぎない世界に
コロナ禍で明らかになった、経済優先が人々の間で格差と貧困を生んでいるということを重く受け止め、利潤を求めすぎない地球にやさしい世界が生まれればいいと思う
(つつ木 みゆき)