考え続けたこと
新谷 のり子
歌手

「この星は許してきた。この星は愛してきた。けれど人は この星を 森を 海を傷つけてきた。この星を傷つけながら 人は人を傷つけてきた」― 長い歳月祈りながら唄い続けてきた『ちきゅう』という曲。コロナ禍で人の営みが様変わりを余儀なくされてきた日々考え続けたこと。
自然とすべての命たちが融合する社会の優しさを。
全世界を席巻しはじめているITやAI…、スパコンは人類を支配しどこに向かうのか その疑心暗鬼を。
一人一人が自ら思考し、相違を克服し、支え助け合う人間社会の再構築を。この星は夢見てきた。